福島県塩川町立塩川中学校文化祭「蒼煌祭」作品

★蒼煌祭 EPISODEU★〜塩川町は永久に不滅です〜

 10月23日、塩川町立塩川中学校としては最後になる文化祭、第2回"蒼煌祭"が行われました。「文化との出会い・みんなで協力・自分たちでやる・地域とのつながり」をめざし、『蒼煌祭エピソードU・塩川町は永遠に不滅です』をテーマに掲げ、さまざまな取り組みが披露されました。
 中でも今年は、「塩川町立最後を飾る蒼煌祭を、記録と記憶に残るものにしよう」という実行委員の呼びかけのもと、日本一をめざすことになりました。
 地域の方とともに作り上げたいという実行委員の呼びかけで、保護者の方をはじめ、町役場、教育委員会、町の美術協会、チラシを見て参加してくださった地域の方々にも制作していただきました。日頃、ボランティア活動でお世話になっているディサービスセンターには、出張ビッグアートに出かけ、お年寄りの方々と一緒に制作したりもしました。
 制作に関わった総人数590人。1pの方眼に白黒のコマを貼り付けていく作業が続きました。
 今回のビッグアートでは、塩川町の伝統がいつまでも続いていくようにという願いから、塩川町の自然豊かな風景を中心に描き、花しょうぶの花、花火大会、バルーンなどを配しました。また新しい塩川町の一面を発見できるようにという想いから、発見という意味のスペースシャトルDiscovery(ディスカバリー)を描きました。中央でそれらを包み、支えようとしている大きな手は、これからの僕たちの塩川町に対する気持ちです。
 みんなの願いが込められたタテ4m、ヨコ23.1mのビッグアートがその姿を現すと、会場からは大きな歓声と拍手がわき上がりました。この作品は、先日行われた、町の閉町式の会場も飾りました。
 制作に携わってくださった、多くの方々に、心から感謝しています。


作品データ

2005年10月23日発表
福島県耶麻郡塩川町立塩川中学校
モザイク壁画
2310×400(ピクセル)×4(色)
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