富山県砺波市立出町中学校文化祭「和鐘文化祭作品

★和鐘文化祭〜絆〜★

 砺波市の出町中学校では文化祭への取り組みの様子をデザインした「組み写真」をモザイク壁画にしました。
 全校生徒600余人が70万枚におよぶ1cmチップの貼り付けに挑みました。2,000×350ピクセルの作品は(完成時点で)色紙を用いたモザイク壁画では史上最多のピクセル数になります。

 「深めよう 出中と地域の絆/届けよう みんなの心/そして咲かせよう 出中いっぱいBIGスマイル」のテーマのもと、地域と生徒との絆を深める取り組みとして行いました。
 10月29日の和鐘文化祭Tで生徒・地域の方に提案し、11月23日の和鐘文化祭Uのファイナルセレモニーで完成作品を披露しました。
 1cm四方のチップを875枚貼り詰めたB4の用紙が全部で800枚。ひとり1〜2枚のノルマで作業を行いました。1週間前にようやく800枚を回収し土曜日と日曜日をまるまる使って修復とコーティングを行いました。組み合わせ作業は実行委員会が朝早く集まって他の生徒には内緒で行いました。
 ファイナルセレモニーでは、縦3.5m、横20mのパネルが吊された瞬間、大きな歓声とBIGスマイルで会場がいっぱいにあふれました。生徒608人とその家族+教職員39人+地域の方で協力して作り上げたまさに出中と地域の絆を表した作品になりました。
 準備から完成まで1ヶ月間、相当つらい部分もありましたが、出来上がったものを見たときの達成感や満足感は計り知れないものがありました。


作品データ

2000年10月29日・11月23日発表
富山県砺波市立出町中学校
モザイク壁画
2,000×350(ピクセル)×9(色)