栃木県立石橋高等学校文化祭作品

★龍虎図屏風★

 石橋高校では橋本雅邦の「龍虎図屏風」を爪楊枝点描画で表現しました。
 作品は日本画独特の雰囲気のある素晴らしい仕上がりとなっています。それに加えて、教室内を竹や砂を使って日本庭園風に作り上げたところは、作品を引き立てる効果を高め、とても魅力的な展示になったと思います。

 着色、発泡スチロールの台の作成、そして爪楊枝を刺す作業。どれも一筋縄ではいかず、大変苦労しました。早朝から登校して作業をしたり、放課後遅くまで残って作業をしました。最後に並べてみるまで完成像がわからないので、不安に感じる人もいましたが、クラスの35名が積極的に係わり作業をし続けました。直前まで間に合うのか怖くなって焦ってしまったこともありましたが、「間に合うかな。じゃなくて、間に合わせよう!」という言葉を糧に頑張りました。
 そして文化祭当日の朝、すべての板を並べることが出来ました。並べると共に、あまりの出来栄えにクラス全員言葉が出なくなりました。本当にここには書き尽くせない程の素晴らしい迫力を感じました。
 多くの見学者が教室を訪れ、嬉しい評価をたくさんいただくことができました。


作品データ

2004年6月18・19日発表
栃木県立石橋高等学校3年3組
爪楊枝点描画
630×139(ピクセル)×9(色)