愛媛県立宇和島南高等学校文化祭作品

★星野監督&原監督★

 宇和島南高校の作品は、2003年ペナントレース阪神対巨人最終戦後に原辰則監督が星野仙一監督から花束を渡され抱き寄せられたシーンを点描画で再現しました。

 クラスのテーマとして、“夢にまで見た一瞬”を掲げ、野球ファンのみならず国民的に支持された“原監督を抱きしめる星野監督”のシーンで取り組むことにしました。
 デジカメで雑誌から接写した画像を、コンピュータで5色に解析。クラスの生徒数が40人、作業日数は2週間弱という強行スケジュールだったため、サイズは縦360cm×横270cmが限界でした。発泡スチロール板を40分割して、突き刺す爪楊枝ノルマは1人2430本と決まりました。
 毎日毎日ひたすら休み時間も関係なく爪楊枝を突き刺しました。前日まで全員の突き刺し作業が終了せず、時間との戦いだったと思います。本当にできるのか確信のないなかの作業だった分、分割された発泡スチロールがつなぎ合わされて画像が浮き上がってきたときの感動は大きかったと思います。良い思い出となりました。


作品データ

2003年11月8日発表
愛媛県立宇和島南高等学校2年1組
爪楊枝点描画
360×270(ピクセル)×5(色)
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