ドイツ ミュンヘン日本人国際学校作品

★フラウエン教会★

 小学部高学年、中学生の有志を中心に、レゴブロックによるモザイク画を作りました。絵柄はミュンヘンのシンボル「フラウエン教会」です。
 この作品は、昨年の「爪楊枝点描画」に続く第2作目となります。ミュンヘンの近郊に、世界に4つしかないと言われる遊園地レゴランドがあり、そのファクトリーでブロックを大量に仕入れました。ブロックの表面は凹凸があり、爪楊枝点描画では見えにくい真正面からの鑑賞も見栄えがするのではと思い、挑戦してみました。
 その結果、いろんな角度から様々な表情をみせる爪楊枝点描画の魅力には負けますが、色彩がはっきりしており、新印象主義の画家の作品を思わせるような明るい雰囲気に仕上がったように思います。
 約30000個のレゴブロックを準備するのに、爪楊枝の倍以上ものお金がかかってしまうという反省点もありましたが、子どもたちは夢中になって取り組んでくれた分、完成したときは、とても喜んでいました。
 作品は、昨年と同様ヤーパンフェスト(日本祭)に展示しました。

子ども達の感想より
●設計図をみて、レゴブロックをはめていくのは、とても大変でした。ひとつ間違えると全部ずれてしまい、それをはずしてやり直すのも大変でした。やっているうちに気が遠くなり、もうやめてしまいたいと思ったこともありました。でも全部完成したのを見て、レゴでこんなにすごい作品ができるなんて思っていなかったので、とても感動しました。
●最初は、何をつくっているのか、よくわかりませんでした。こんなものできるわけないと思っていましたが、できあがったものをみると、家や町も見えてきて、まるで写真を見ているような感じでした。とてもきれいだし、できあがって本当に嬉しかったです。


作品データ

2005年7月17日発表
ドイツミュンヘン日本人国際学校
レゴブロック点描画
144×240(ピクセル)×8(色)