兵庫県立猪名川高等学校文化祭作品
★モナリザの微笑み★
猪名川高校2年6組は空き缶を利用した壁画を完成させました。空き缶は4399缶を使用。新聞紙を切り、缶に巻き付けて白、灰、黒の三色でモナリザを表現した作品です。文化祭で大成功。展示部門の最優秀賞に輝いたということです。
生徒の感想
屋上から、全部ぶらさがった時、自分で思ったより上手くできて、すごくうれしかった。一番辛かったのは、やっぱり空き缶集めだった。数は全然足りないと思って必死だった。すごく臭いし、つぶれているのが多かったし、汚いし、二百個前後ぐらいしか集まらないし。また、洗うのも大変だった。たばこが入っているのは特に大変だった。紙巻きも足りない色がでたり、毎日やることがいっぱいで忙しかった。だけど、みんなで協力できたから、すごい「モナリザ」ができたと思う。忙しくてしんどかったけど、楽しい文化祭だった。
資料
- 材料
- ワッシャー83枚、木ねじ、すみがね、針金1120m、角材4m×6本
B4上質紙1000枚、新聞紙、墨汁
水のり107本
空き缶4399個 - 総制作費
- 12,646円
- 工程A
- 1.モナリザの絵をA4からA0に拡大コピー
2.A0を4分割し、4人で分担
3.1×2cmの升目をコピーに引く
4.方眼紙に白、黒、灰、を転写
5.4枚をつなぐ
6.エクセルに色を入力
7.色の数の計算、配列の印刷
8. 設計図の配布
- 工程B
- 1.空き缶回収
2.洗浄
3.紙巻き
4.穴を釘であける - 最終工程
- 紙を巻いた缶を針金で数珠つなぎにして、ワッシャーでとめる。
教室に仮り並べして、点検。文化祭前日、屋上からつるす(約3時間)
- 苦労した点
- モナリザの目など微妙な箇所は缶の配色を2分割した。
作品データ
2000年9月22・23日発表兵庫県立猪名川高等学校2年6組
空き缶壁画
83×53(ピクセル)×3(色)