大分県大分東明高等学校文化祭作品

★高橋 尚子★

 大分東明高校2G8(準特コ−ス文系クラス39名+1名(担任))では、ペットボトルの蓋を利用した点描写が発表されました。絵柄はシドニーオリンピックの女子マラソン金メダリストの高橋尚子選手。白厚紙(下地にダンボ−ル)を台紙に6300個の蓋を貼って仕上げました。読売新聞、毎日新聞の取材を受けたということです。

 約6300個ものペットボトルの蓋を使った点描写の作成は想像以上に大変なものでした。
 活動を開始したのは、約2週間前、各クラスに回収袋を設置し全校生徒に協力を呼びかけ、また、クラス内で手分けしコンビニ・県庁・市役所にも出かけて収集もしました。
 設計図は理系クラスに協力・作成してもらい、それを見て必要な色をそれぞれ必要な数だけ着色し、ダンボ−ルに穴を開け蓋を差し込んでいきました。色々と不安もありましたが、縦3.2m横3mの「Qちゃん」のビッグな笑顔が完成したときは、私たちも思わず「ニッコリ」してしまいました。
 最終的に、この作品は「展示・モニュメント部門」で「銅賞」を受賞できました。Qチャンのように金メダルとは行きませんでしたが、私たちにとって一生忘れられないものとなりました。


作品データ

2000年10月26・27日発表
大分東明高等学校2年8組
モザイク壁画
85×75(ピクセル)×5(色)