ドイツ ミュンヘン日本人国際学校作品

★フラウエン教会★

 私達はドイツのミュンヘン日本人学校で勉強しています。小学部1年生から中学部全部合わせて130人余りの小規模な学校ですが、とてもアットホームな学校で、運動会や文化祭などの行事も一緒に行っています。
 今回は、ミュンヘンで毎年1回、日本人会、独日協会、日本総領事館の主催で行われるヤーパンフェスト(日本祭)を目標に、6月から全校児童生徒で爪楊枝点描画に取り組みました。
 題材はミュンヘンのシンボルである「フラウエン教会」です。点描画への取り組みは、全児童・生徒・教職員で彩色までの準備を行い、彩色した爪楊枝を発泡スチロールの板に刺していくのは、小学部4年から中学部3年までで行いました。爪楊枝の合計が29400本で、完成までは本当にできるのか心配なところもいろんな苦労もありましたが、休み時間もフルに使って、何とか終業式の前日に完成させることができました。
 ヤーパンフェストでは、多くのドイツ人の方が「ganz toll!(すごくすてきだ)」「sehr schoen!(とても美しい)」と絶賛してくれました。また地元の新聞社も撮影に来られました。今回の共同制作を通して、海外でも感動を共有できたことを大変嬉しく思います。


作品データ

2004年7月18日発表
ドイツミュンヘン日本人国際学校
爪楊枝点描画
140×210(ピクセル)×8(色)