山梨県都留市立都留第二中学校学園祭「石花海祭」作品

★華★

 都留第二中学校第43回石花海祭(せのうみさい)のテーマは「華」。
 「華」は「美しい」「華やか」という意味があり、自分たちの優れた部分を発揮し、一人一人の力を集めて、大きな華になるという願いがあります。その石花海祭の最後を締めくくるために、モザイクアート3部作(縦3m75、横5mを3作品)に取り組みました。
 1年生(赤学年)は、富士山と虹をバックに、2年生(黄学年)は東京タワーとスカイツリーをバックに、3年生(青学年)は修学旅行で訪れた奈良・京都・広島を背景にし、学年主任が見つめています。

 作業は8色で原稿を起こし、方眼紙に写すところから始まりました。方眼紙に色画用紙で作った1cm四方のチップを貼るのは夏休みの宿題。525,000枚のチップを貼るのはとてもそれだけでは終わらず、2学期になってからも毎日毎日貼りました。なかには実行委員以外の生徒でも(半強制的に)作業しました。家に持ち帰って家族に手伝ってもらったりもしました。
 できあがって体育館に飾ったときには「やったー!」という気持ちがあふれ出しました。閉祭式の中で除幕披露したときの全校生徒の感動の声に、閉祭実行委員全員が頑張って良かったと感じました。地道な努力が「華」に変わった瞬間でした。特に三年生(青学年)のデザインは学年を象徴するもので、卒業式はこの下をくぐって卒業していく予定です。




作品データ

2011年9月10・11日発表
山梨県都留市立都留第二中学校実行委員会
ピクセル点貼画
500×350(ピクセル)×8(色) 「1年生と富士山」
500×350(ピクセル)×8(色) 「2年生とツインタワー」
500×350(ピクセル)×8(色) 「3年生と修学旅行」