千葉県市川市立第二中学校文化祭「須和田祭」作品

京都嵐山 渡月橋★

 市川市の第二中学校では過去にやったことのないものを企画しようということでモザイク壁画を実施することになりました。
 絵柄は嵐山の渡月橋に「夢未来」とテーマを記した作品です。制作者の生徒自身も見学者にも心に残る素晴らしい作品になったということです。

 今年は過去に二中でやったことがないものをしよう、ということでモザイク壁画に挑戦となりました。絵柄を知っているのは実行委員2名だけという状態でスタートしました。しかし、なにぶん初めての作業なので、本当に絵が出来上がるのだろうか?大変な苦労をして大したことがなかったらどうしようか。という不安が教員にもありました。
 しかし、ここまできたらやるしかないので、スケジュールを3週間前から立てて、全員が約3400枚のノルマをもってスタートしました。作業をしている間は、何をしているのか全くわからないというのがモザイクのいいところ。全部つなげても、不思議に絵柄がよくわからないままでした。
 そしていよいよ当日。心配されていた天気は快晴。しかも無風。屋上からクラス全員でつりさげ、グランドの端まで走ってカウントダウン。一斉に振り返ってみた京都の渡月橋は、予想以上に素晴らしくきれいに見えました。当日は校庭でバザーも行われていたのですが、たくさんの人々が口々に「すごい!」と言ってくれていました。

生徒の感想
・ やったがいがあって、なんだかとても嬉しかったです。
・ たった8色で、あんなにきれいに私たちが作ったと思うと、スゴク自分たちを誉めたくなってきた。初めてモザイク壁画をやって、本当によかったと思う。
・ 思っていたより絵がきれいでびっくりした。あの中の何枚かを自分たちも作ったって考えるとなんとなく嬉しい気持ちになった。
・ ただ四角いだけの色紙が、あんなになるなんて思いもしなかった。
・ 造ってよかったと思った。一人一人の完成では、全然何にもわかんなかったのに、34人の完成では、とってもすごいものになるんだなーって思った。
・ 本当に感動した。とにかくすごい。34人が協力したらこんなすごいものができるんだ、と思った。
・ 想像したより、すごくきれいだった。自分で折り紙を貼っていたときは、何の絵だろう?と思った。けど、50mはなれると、すごくきれいなモザイク壁画だったので、びっくりしました。すごかった。
・ 最高!!(感涙)
・ 絵は造っていく途中で、だいたい予想はついていたけど、それ以上にすごく きれいで、やって本当によかった。この壁画は、自分一人の力では絶対にできない、みんなの力が合わさってできたものだとおもって感動した。この日のことは、きっと忘れないだろうと思う。


作品データ

2001年9月29日発表
千葉県市川市立第二中学校2年4組
モザイク壁画
420×270(ピクセル)×8(色)