大阪府立北淀高等学校文化発表会作品

★1年4組の肖像★

 35期1年4組出展。中庭に登場した横8m×縦1.75mの壁画は、昨年の3年生の「情報コースの肖像」の第2弾!
 前作よりは小さな作品ですが、前作を知らない1年生にとって“貼り絵が写真のように見える”モザイクアートは驚きだったようです。

学級新聞「希望」(第14号)より
 1年4組ではみんなの顔写真をコンピュータで6色の点に分析し、ひとつの点を2.5センチ平方の色紙にしてそれを台紙に貼っていくことで1枚の大きな写真を作ることにしました。(ただし、生徒にはこれでどんな写真ができるかは完成まで秘密にしていました。)期間が大変短かったので、当初は本当にできるのかどうか担任としては不安な状態でした。しかし、副担任や他の先生の協力もあり、また何よりもクラスのみんなが一生懸命やったお陰で無事完成しました。校舎の窓から吊して遠くから見るとそれぞれの顔の特徴がよく出ていて、みんなびっくりの出来映えでした。
 何よりも良かったのは、全員が協力できたことです。その点ではこれまでの行事を通してみて、最も良かったとみんなも思えたのではないでしょうか。今回は、「協力してものごとをなしとげることの喜び」や「何かを作ることの喜び」も味わえたのではないかと、担任は密かに思っています。何といっても学校の主人公は生徒自身です。みんなもっともっとやる気を出して素晴らしい経験のできる高校生活を作ってほしいと願っています。


作品データ

1997年11月28日発表
大阪府立北淀高等学校1年4組
モザイク壁画
320×70(ピクセル)×6(色)