栃木県真岡市立中村中学校文化祭「ミレニアム牧が丘祭」作品

★中村中全員集合★

 今年は2000年であることから「今の全校生徒の姿を21世紀に残そう」とテーマを肖像画に決定し、昨年は1枚2.5p四方だった色紙を1p四方にして画質の精度を高め、巨大モザイク壁画(縦3.5m×横約7.3m)を、全生徒と教職員で制作しました。
 9月に全生徒、教職員を集め写真撮影を行い、これを画像処理して8色に減色。さらに、383枚のパーツに分解し、1パーツを生徒1人の持ち分にした。各生徒は、色解析した設計図を基に縦20p、横30pの方眼紙に1人当たり色紙600枚を張った。
 完成した作品は、個々の人の髪形や体形などの特徴が識別できるもので、体育館に展示し、地元の新聞社2社の取材も受けました。生徒は昨年よりも細かな作業に悪銭苦闘していましたが、汗と涙の結晶の作品として会場に集まった人すべてに感動を与えました。

生徒の感想
「みんなで努力して1人1人が作ったものが集まって大きなものになったのが嬉しい」(3年・満)
「来年はもっと工夫し、アイデアを出し合って今年以上のシンボルを作って欲しい」(3年・亮太郎)
「たった1pの紙が、約24万枚も集まると大きなものができるという凄さを知った」(3年・里実)
「中村中のシンボル制作を、これからも伝統として後輩には続けていって欲しい」(3年・理広)
「最初は間に合うのか不安でしたが、みんなの協力があってよくできたと思います」(3年・勢津子)
「全生徒と先生みんなで協力して作り上げたモザイク画は一生の思い出になりました」(3年・麻美)
「細かい作業でとても大変でした。でも、完成した時は本当に感動しました」(3年・紘子)
「大変な作業だったが完成した時、今までの汗と涙がにじんでいるように思えた」(2年・友也)
「完成したシンボルを見て「凄い」の言葉がとっさに出ました。シンボルを見ると笑顔になってしまいます」(2年・知海)
「私たちのつくった中村中のシンボルは、永遠の宝物です」(2年・志織)
「細かい作業でしたが、どんなのができるのか楽しみながらできました。来年も凄いシンボルができるように頑張りたい」(1年・拓也)
「途中あきらめたくもなりましたが、完成した達成感がありとても楽しくできました」(1年・さやか)


作品データ

2000年10月22日発表
栃木県真岡市立中村中学校
モザイク壁画
305×715(ピクセル)×8(色)