栃木県立今市高等学校文化祭「今高祭」作品

★ドナルドダック★

 昨年の「クマのプーさん」に続いて今年は1年1組が「ドナルドダック」に挑戦しました。大きさは模造紙10×10枚、横8m×縦11m、パソコンによるディザ処理を行わない「ちぎり絵」に分類される作品です。
 作成方法は、まず体育館に模造紙100枚を並べ下絵を描き、次にその模造紙1枚1枚にちぎった折り紙を貼り付けていきました。今高祭当日の9月9日は台風でした。午前6時に学校の壁にさげる作業をしましたが、そのうちに雨が降ってきました。風も強くなり、お昼頃に落ちてしまったのが残念です。写真は午前中の雨の合間に撮ったものです。




生徒の感想
・「壁画」と決まったときはこのクラスで本当にできるのかと思いました。でも実際にいろいろなことを決めてどんどん作業を進めていくみんなを見て驚きました。その真剣で一生懸命な姿に「私もやらなきゃ」と思いました。夜遅くぎりぎりまで残ってちぎった折り紙をぺたぺた……これの繰り返しでついに完成。体育館に並べて上から見たとき「1組ってやればできるじゃん!」と思いました。当日、早朝から曇った空がつるす作業をしている内に大雨になりました。作業が完了して校舎の壁を見上げたときはとても感動しました。協力することでみんなのきずなは深まったと思います。
・最初はどれだけ大変なことかわからなかった。作業が始まるとその大変さがわかってきた。残る人が日に日に増えた。足りなくなった折り紙を探しに行ったり、のりを買いに行ったりどうやってさげるか考えたり、とにかく大変だった。こんなに大きなものは誰も作ったことがなかった。お昼頃に破れて落ちてしまったのは残念だったが、1年1組は今年の今高祭で一番がんばったと思う。協力することの大切さ、仲間の大切さを知った。やればできるということもわかった。本当によい思い出ができた。


作品データ

2001年9月9日発表
栃木県立今市高等学校1年1組
モザイクちぎり絵壁画
8m×11m