沖縄県大里村立大里中学校文化祭作品

★首里城★

 沖縄県から爪楊枝点描画の完成のニュースが届きました。題材は沖縄の名所の一つ「首里城」です。細かい作業が続く爪楊枝点描画ですが、完成すると見る角度でとても素敵な表情を見せてくれるのが特徴です。
 文化祭当日には、「首里城」が一生懸命作ってきたクラスのみんなを感動の渦に巻き込み、見る者の心をとりこにしたそうです。
 そして、何とこの素晴らしい作品は、新しくできる大里村役場の新庁舎に永久保存になるそうです。


制作記より
 作業は男子3人、女子3人の6グループに分かれて行いました。自分たちで爪楊枝集めから行い、各グループが担当の色を決め「着色作業」に取りかかりました。
 最も大変なこの作業のタイムリミットを1週間と決め、各グループで効率よく着色する方法をアイデアを出しながら取り組みました。(例えば、一気に染め発泡スチロールに刺していくやり方やバケツにはいるぐらいの大きさの発泡スチロールに爪楊枝を先にさしてそのまま染めて乾かすやり方)
 その後の二週間で爪楊枝を土台の発泡スチロールにさしていく作業に移り、グループみんなで責任を持ちながら首里城を仕上げました。
 そして、10月17日文化祭で展示披露。2組の学級テーマ通り「爪楊枝1本1本がみんなの思い出」になりました。


作品データ

1999年10月17日発表
沖縄県・大里村立大里中学校2年2組
爪楊枝点描画
269×179(ピクセル)×9(色)