福岡県明治学園高等学校文化祭作品

★〜運動会より〜「輝」★

 福岡県北九州市にある明治学園高等学校でもモザイクアートが大成功しました。
 この壁画作品には1、2年生520人が取り組みました。同校生徒会執行部の活動テーマ「輝赫」に合わせ、運動会の「旋風」という競技中のみんなの輝いた顔を題材にしました。1.5cm角の紙を一人当り200枚貼り、全体として縦4.2m、横5.6mの作品を作り上げました。


《私達の経験談》
その@ 折り紙を選ぶ
 選んだのは、規定のアイアイカラーの折り紙でした。実は、無印良品のものを使ったりとか、いろいろ悪戦苦闘したのです。確実に手に入る折り紙を先に確保してから色合わせ・減色したら苦労はしなかっただろうなと思いました。

そのA パソコンで加工
 ペイントショップの5を使ってすべてができました。そのあと、シェアウェアのソフト「Emoji」を使って、色を文字に変換。また、色の枚数を数えたのは、先生が作ったLotus1-2-3のワークシートででした。

そのB 色紙を貼る
 私達は企画上、小さな色紙を貼るのに、ピットのりとアラビックヤマトを使いました。しばらくたってはがれるのでは、と心配されましたが、案の定はがれてしました。ただし、はがれたのはしっかり貼っていないものだけで、きっちり貼れば、その二つののりでもはげませんでした。また、はみ出さないようにとか、そんなに神経質に貼らなくてもよかったようです。また、黒だけの連続、白だけの連続の部分には、大きい紙をべたっと貼りましたが、問題はありませんでした。むしろそっちのほうが楽だったかも。

そのC 雨対策
 絵のところには図書館の本につけてあるフィルムルックスを使用しました。貼るのはそんなに技術的に無理ではなかったし、多少空気やしわが入っても大丈夫、光の反射もそんなに無かったです。コストは少しかかった(生徒会の予算はまだ残っているだろうか)。裏面には、切り開いたごみ袋をガムテープで張りました(個人的にはこれはとても気に入っている)。表にフィルムルックスを貼った利点としては、
 1.色紙がはがれない
 2.クルックルッと丸められる
 3.水に強い、紙自体が強くなる
なので、これだけあればあれだけお金使っても、と思いました。

そのD 風対策
 絵の下にも細い棒を入れて、下の手すりにガムテープでつけました。


作品データ

1999年10月16・17日発表
福岡県明治学園高等学校
モザイク壁画
280×372(ピクセル)×12(色)