兵庫県立篠山鳳鳴高等学校文化祭作品

★北島康介 −ATHENS2004−

 篠山鳳鳴高校の壁画はアテネ五輪の金メダリスト北島康介選手。タイムリーな題材と壁画の出来栄えに評判になった作品で、地元新聞にも掲載されました。

 元々団結力のあるクラスでしたが、それを確固たるものにしようと今年の文化祭はモザイク壁画に決めました。一人最大1m×1mの模造紙に1cm四方のマス目を赤青黄黒白の5色のマジックで塗りつぶしていく。一人最大1万マスという大変な単純作業でしたが、各自が分担し主に家での自主作業でやり遂げました。力のあるクラスなのに、今までの行事では惜しいところまで行きつつも無冠でした。「今回こそは!」の気持ちも強く、大変な作業にも文句一つ言わず最後までやり遂げてくれました。2学期が始まり文化祭まで2週間半という日程の中、塗りつぶす作業に2週間、防水・補強・つり下げテストに3日と余裕を持って初日を迎えることができました。
 もちろん他学年、他クラスの生徒・教師・保護者からも好評で、結果優秀賞を受賞しました。残念ながら最優秀賞とはいきませんでしたが、翌日の新聞にカラーで大きく掲載されたのはそれ以上の大きな喜びになりました。もちろん完成したときの生徒の喜びは文字では表現できないくらいのもので、一生の思い出になったのではと思っています。最終日が終わり、取り外す前に絵の前で記念撮影をしましたが、みな誇らしげな笑顔を見せていたのが印象的でした。


作品データ

2004年9月17・18日発表
兵庫県立篠山鳳鳴高等学校1年2組
モザイク点画
550×550(ピクセル)×5(色)
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