兵庫県立農業高等学校文化祭「県農祭」作品

★ベッカム★

 県立農業高校ではFIFAワールドカップ2002で活躍したベッカムの点描画を発表しました。

制作について(担任コメント)
 今年の県農祭のクラス展示の作品は、こんなのどうだと爪楊枝点描画を生徒に紹介すると異議は無く実行することに決まりました。何の絵にするかは、生徒の意見が強く「ベッカム」。W杯でベッカムがゴールした瞬間である。単に絵だけでなく、来たお客さんや自分たちへ何かメッセージを、ということで、「燃えろ。熱く。」と絵に添えました。
 画像処理をし設計図の作成と、何色の爪楊枝が何本ずつ要るのか確認。文化委員に材料の購入をお願いし準備に入る。爪楊枝に色をつけるのに少し手間取りました。
 クラスを4人×8班に分け、43000本の爪楊枝をひたすら刺す作業を開始。どの班も発表2日前に仕上げ、前日には8班分を合体させ無事作品完成!!うわぁ〜・・・クラス全員で大喜びし、放課後集合写真を撮りました。
 当日はPTAの方や来られたお客さんなど、作品を見ていただいた方には大変好評でした。そんな感心しているお客さんの様子を見ていたクラスの生徒は、大変うれしそうな顔をしていました。約1ヶ月という短い期間でしたが、作品の完成のためにクラス全員で「熱く燃えた」。また、特に準備段階からよく働いた文化委員とその仲間たちを称えたい。今後の高校生活、「燃えろ。熱く」の精神でクラス一丸となって何事にもTRYしていって欲しいものです。

生徒の感想
・このベッカムをたくさんの人が見て「すごいなぁ」とか喜んでくれたのがうれしいです。
 この思い出を忘れずに高校生活を送りたいです。
・爪楊枝ベッカムのおかげで、2Eが1つになれた気がする。
・できあがった時、とても感動した。なんか鳥肌がたった。全体が組みあがったとき久しぶりの達成感を感じた。
・とても地味で目立たない作業の連続だったけれど、その小さな1つ1つが重なり合って大きな1つになった。出来上がりを見たら感動した。



作品データ

2002年11月23日発表
兵庫県立農業高等学校2年農業土木科32名
爪楊枝点描画
250×172(ピクセル)×10(色)