岡山県津山市立津山西中学校文化祭作品

★未来 〜あきらめない心にきっと己の華が咲く〜★

 津山西中学校の壁画は例年、生徒の絵画作品を元に作成されています。今回はブラックライトを当てる前後でイメージが変る作品です。文化祭でのステージの背景としても使用されていて、劇の場面に合わせて絵が変化するように作られました。
 本サイトを通して知り合うことのできた先生方に色々と教えていただき、今回初めて、一見何もないところに華とタイトルがが浮かび上がるようにしてみました。初めての経験のため解らないことだらけでした。見切り発車で制作したために「紙によってはブラックライトに反応して光る紙があるので確認をしておくこと。」という注意書きを守ることができず、至る所が光り出して苦労しました。それでも優秀な生徒に助けられて何とか完成に至ることができました。そして、劇の後半では秋の花「秋桜」を咲かせることができました。


 津山西中の3年生は、上記のパネル(ピクセル壁画)の他にも右の作品にも挑戦しました。
 事前アンケートにて、それぞれの部門にて取り組みたいことを集約たところ、「展示部門」では、多くの生徒が「フォトモザイク」に挑戦したいとのこと。フォトモザイクについても色々と研究をしましたが、中学生の文化祭レベルでは難しいことが判明。 そこで「写真を使って作品を作る。」というアイデアを生かし、「スローガンの文字(ロゴ)を写真で作ろう。」と提案しました。 最初は「文字を写真で作る???」とイメージが難しかったようですが、理解が進むにつれ「それなら、そのロゴを並べて、人の顔を作ろう。」「笑顔にしよう。」「似ている色調をまとめて表現してみては?」などなど、生徒の中からどんどんと新しい発想が出て来ました。
 写真は1年の宿泊研修や2年での職場体験、3年の修学旅行や運動会など、中学校での思い出の写真を使用しています。「未」「来」が“目”、「あきためない」で“鼻”、「心に」「きっと」が“ほっぺ”、「己の華が咲く」で“口”を表現。笑顔が見えてきましたよね。さらには、一人ひとりが“未来の夢”をカードに書き、そのカードで担任の先生の頭文字をつくりました。


作品データ

2011年10月7日発表
岡山県津山市津山西中学校3年生
ピクセル点貼画(蛍光部は点塗画)
320×240(ピクセル)×8(色)