広島県立呉宮原高等学校文化祭「宮高祭」作品

★私の世代(1年2組)★

 呉宮原高校でクラス写真のモザイク壁画が発表されました。
 我が1年2組は無事にモザイク壁画を完成させることができました。 最初は天候が心配されましたが、当日は真夏に戻ったような陽気の中で 文化祭を実施することができました。
天気も日頃の行いが良い?我々に味方をしてくれましたね。(笑)
完成してしまえば「あー、できたなあ」という感じでしたけど、 振り返ってみるとなかなか大変な日々でしたよね。

 7月の始めに「これ、おもしろそうじゃん。やってみようか」と思ったのが運の尽きでした。 何人かの生徒と話し合ってクラスのみんなに提案したところ、 よく分からないままにやることが決まりました。 (半ば強制という説がありましたけどね・・・)

 7月下旬には実行委員を中心に2cm四方の8色の色紙を17万枚も作成するという 作業をやりました。この作業の時点ですでに「本当にこんなことできるの?」 と思ってしまいました。バドミントン部の女子生徒を中心に放課後や土日に色紙を作る 作業をよく頑張ってくれていたと思います。そしてその前にはU君と一緒に文化祭の原画を どうするか、色紙一枚の大きさはどうするか、どこにどうやって掲示するかなど・・・ 本当にいろいろなことを考えていました。何といっても誰もやったことがないので 想像がつかなかったのです。

 夏季休業中は一時作業を中断しましたが、盆明けの 河合塾の模試が実施後各班でB4用紙に色紙を貼っていく作業をしていきました。 私も837枚のB4用紙のうちの1枚だけ作成しましたが、1枚ですでに疲れていました。 みんな、気の遠くなるような作業で本当に大変だったと思います。 B4用紙は全員の協力もあって予定通り9月7日(金)までに完成させることができました。

 今度はその週の土日を使ってそのB4用紙を模造紙に貼っていきました。 B4用紙ののりしろの部分を切っていき、模造紙に貼り付けました。 そして日曜日に模造紙に貼り付けが完了して、2組の教室の裏側の駐車場に並べてみたら 人の顔が浮いてきて・・・あのときは本当に感動しましたね。 実際に掲示するときよりも感動は大きかったかもしれませんね。 B4用紙に色紙を貼っているときに「これが本当にあの絵にようになるのかなあ」と みんな思っていたと思います。
しかし模造紙を貼り付けてみて、不安が「これはいけるぞ!」という確信に変わりました。

 そして、先週の水、木の放課後にブルーシートへの模造紙貼り付け、 雨用対策のビニールシート貼り付け作業を柔道場でやっていきました。 正直、私も水曜日は出張に行って「みんな大丈夫かなあ」と不安になりましたが、 それは杞憂でした。出張から戻ってきたときにうれしそうな顔で「すごいじゃろ!」と 言ってくれたときはこれでもうれしかったんですよ。

 金曜日の準備で4号館の壁に取り付ける作業もどうやったらうまくできるのか分からなく、 私も教頭先生やH先生に相談したものです。よく分からない状態でやっていきましたが、 何とか取り付けることができましたね。吊り下げられた瞬間の周りの注目は何とも 言えないものでしたね。

 文化祭当日には保護者の皆様や2、3年生の生徒、先生方から 「これ、本当にすごいですね。どうやって作ったのですか?」といろいろ聞かれました。 みなさんはどうでしたか?私はちょっぴり自慢気な気持ちになりましたけど(笑)
中国新聞の朝刊にも掲載され、本当に良い思い出になりましたね。
みなさん、本当にお疲れ様でした。また次の文化祭でも頑張りましょう!


作品データ

2007年9月15日発表
広島県立呉宮原高等学校1年2組
モザイク壁画
486×364(ピクセル)×8(色)
 呉宮原高等学校のホームページへ